タグ:三十路独身話

27歳の時、ある友人のことを漫画にした。
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高校時代からの友人おっきー。

彼女との出会いは約15年前、高校2年生のとき。

同じクラスになったのがきっかけ。


初対面のとき…


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あだ名を自分で指定してきた。
正直「変な奴だな」と思ったのが第一印象。


このおっきーという女…
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めちゃくちゃ可愛かった。


私たちが高校生だったころ、ギャルが権力を握っていた時代だったのでこういう清楚系の女の子はちょっと埋もれていたけど、
今になって高校時代の写真を見返すと、おっきーは現代にも通用するような異様な可愛さを放っている。

時代が10年違ったら、めちゃくそモテていただろう。。



そんな清楚系美少女だが

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変顔させると日本一のお笑い体質女。

・一緒に撮るプリクラはとにかくいつも変顔


・当時流行っていたオリエンタルラジオのネタを一人で再現して披露


・尻の筋肉の硬さを自慢するために自分の尻を友達に触らせまくる


・校外学習のバスの中で「うんこが我慢できない」と言ってバスをコンビニに寄らせて用を足し、私たちのクラスだけ目的地への到着が大幅に遅れる


…など、見た目からは想像できない、いつも周りを笑わせる面白人間。
それがおっきー。

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よく二人で、教室でガラスの仮面ごっこをした。



まぁお笑い体質といえど、可愛かったので彼氏がいたんですよね。

高校2年生の春から1年以上付き合った彼がいました。高校生の交際で1年続くって相当なものだよ。


高校3年生の夏休み明けに別れてしまったのですが、学校で別れ話をしたらしく

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教室で死ぬほど大泣き。

いつも人を笑わせている面白いおっきーが大泣きしている姿。
あまりにも衝撃すぎて、今でも鮮明に目に焼き付いている。



そしてこの失恋で深く傷ついてしまい、おっきーは以後10年にわたって恋愛から遠ざかった生活をすることになる。




おっきーは高校卒業後、札幌の企業に就職。
ご家族が関東へ引っ越してしまったため、一人暮らしを開始。

一方私は札幌の大学へ進学。
おっきーとは休みの日などにたまに遊ぶ関係が続いていたのだが、
彼女は仕事や私生活などのストレスで、体調を崩してしまったらしく。。


22歳のとき、こんなメールが送られる。

「体調を崩して通院していて、両親がいる関東へ引っ越すことになりました。もう会うことはできないけど、ビクトリアの事これからもずっと応援しているよ!」



まるで永遠のお別れの挨拶。



きっと心身ともに疲弊していて、とても誰かに会える状況ではなかったのだろう。



メールを受けとった私は思った。


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このままだと確実に間違いなく疎遠になる!!

いやだ!おっきーとは疎遠になりたくない!!!



本当にこのまま会うことなく連絡が途絶えたら疎遠になるということが目に見える。
でもどうしてもおっきーとは疎遠になりたくない。。


このとき偶然、私も上京する予定だった。
つまり、お互い関東に居るのだ。


今は会えなくても、疎遠にならなければいつかきっと会えるはず!
おっきーが元気になるまで、連絡を取り続けて待つしかない!


そう考えた。



“連絡を取る”といっても、
当時お互いSNSをあまりやっていなかったり、LINEもそこまで普及しておらず、気軽に連絡を取れるキッカケが無かった。



なので

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年賀状を送ったり、誕生日に手描きのポストカードを送ったりして関係を続けることにした。

いつかまた会える日を信じて。




そして月日が流れ、
お別れのメールをもらってから4年が経った。


この4年、やりとりはハガキとメールのみ。

意を決して「久々に会おうぜ!」とメールを送り、26歳の春、私たちはついに再会することに。




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4年ぶりの再会。
緊張の一瞬だった。


元気なのだろうか、仕事はどうかな、関東にはもう慣れたかな、聴きたいこと話したいことが山ほどあるけど何を話せばいいんだ…
と、まるで初デートを控えた少年のような心境の私。


そんな私をよそに、おっきーが口をひらいた…





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殺すぞ。


なんて不躾な野郎。

(この4年で私は10キロ近く太っていた)


とはいえ、昔と全くかわらない元気な姿。
感動の再会の第一声を台無しにされて殺意を抱きながらも、その姿を一目見られて心底安心できた。


そして私たちは、4年分積もり積もった話を沢山したのだった。



すっかり元気になったおっきー。

高校以来彼氏がいないこと、

職場仲間がとても良い人達で友達が沢山できたこと

副業で音楽講師としても活躍していること


楽しそうな事から虚しい独り身あるある話など、悲喜こもごもな話を沢山聞いた。


昔と変わらないどころか、もっと生き生きした生活を送っていた。



こうして私たちは、また昔のように遊ぶようになった。


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水戸の偕楽園、江の島、鎌倉、八景島などへ遠出をしたり、

お酒を飲んで「彼氏が欲しい」とくだを巻いたり、

お互い大好きな「ガラスの仮面」のイベントへ一緒に行ったり

4年間会わなかった分を取り戻すように沢山遊んだ。

そうして、冒頭の漫画を描いた。




10年彼氏がいなかったおっきー。
恋愛は上手くいかないことが多かったけど、着実に、確実に前に進んでいた。


「こいつはそのうちフラッと彼氏できるだろうな」

私はそう確信していた。




そうしてまた年月は流れ、30歳の春

おっきーに彼氏が出来た。
三十路の春に、本物の春が来たのだ。


27歳で彼氏ができたときは手を握らせることすらもしなかったことを思うと、これは彼女にとって13年ぶりの恋愛と言っても過言ではない。



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彼氏ができると綺麗になるって都市伝説じゃないのかよ…


お肌の曲がり角、新陳代謝が落ちて体重も落ちづらくなり、どんどん劣化していく三十路という年齢にもかかわらず、おっきーは彼氏ができてみるみる綺麗になっていった。


こっちは「乾燥皺が増えた気がする…」とか悩んで毎日ディフェンセラ飲んでいるというのに!クソッ!



綺麗になってゆくおっきーに嫉妬し、
前ほど遊んでくれなくなったおっきーに寂しさを感じ、


それでも、心身疲弊して「もう会えない」と言われた時のことを思い出しては「こんなふうに思える日が来てよかった」と思う。

本当に良かった。





そして、2019年。

私たちは31歳になった。


初めて会ってから15年。

別れのメールを送られて9年。

「太ったね」と言われて感動の再会が台無しになった日から5年。


 “おっきー” が “くっさー” になった。


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彼氏と1年半の交際の末、ついに結婚したのだ。



高校生のときに周りから「おっきーはハタチくらいで結婚しそう!」と言われていたのに、その予想から11年経った。若いころの勘なんて当てにならない。

幸せな日が来て、本当に良かった。


よく、こういう
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友達の結婚報告にダメージをくらうアラサー独身女性」みたいな描写を見かけるけど、



正直そんなもん全然無い。
いつも自虐漫画ばかり描いている自分だけど、嫉妬なんて1ミリも感じない。

長年彼女の様々な姿を見てきたからこそ、本当に心からめでたいと思う。



ますます綺麗になったおっきー。
写真だけの結婚式を挙げた二人。
その花嫁姿は今まで人生で見た中で一番綺麗だった。



今後、旦那さんの仕事の都合で遠くへ引っ越してしまうかもしれないとのこと。


そうなると今までみたいに会えなくなってしまうけど、これまで疎遠にならなかった私達なら、きっと大丈夫でしょう。

その時はまたポストカード送りつけてやる。
何度でも何度でも!


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※この間送りつけたポストカード。



本当におめでとう!
お幸せにね、くっさー!



-----おわり-----


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「アラサー派遣OLビクトリアのやけっぱち暮らし」

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令和になりましたね。

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5月4日、一般参賀に行ってきました。
二時間半並びました。

新しい時代の到来を肌で感じ、厳かな気持ちになりました…。



というのは建前で、
「改元記念だし一生に一回くらい皇族を生で見ておこ~ウェ~イ^_^v」
という完全なミーハー心で見に行きました。


旗は貰えなかったので、とりあえず沢山手を振っておきました。
皇族の方々、見てくれたかな…////




さて、私は現在31歳、昭和63年に生まれました。
昭和最後の年生まれです。
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昭和生まれだけど、昭和の記憶は微塵もありません。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、仕事…
私の記憶は全て平成にあるのです。

昭和最後の歳生まれなので、平成とは同じ年。
平成元年に1歳になり、平成31年に31歳になりました。
もう平成には親近感しかありません。

にもかかわらず、結婚していない身分なので
戸籍に「平成」の文字は残らないという事実。

履歴書は生年月日以外、すべて「平成」だというのに…


平成最後の日、私はこう思いました。

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「今ならまだ間に合う…!」と思いましたが、
死んだらそもそも戸籍が見られないと気付いたので、生きることにしました。


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昭和生まれで未婚のまま令和を迎えた人を
“平成ジャンプ” と呼ぶらしい。

平成ジャンプを成し遂げ、ついに迎えた令和。
ジャンプから着地するか、そのまま空へ羽ばたいていくのか。
未来のことなんぞ知る由もないけど、
とにかく「平成」と同じくらい、愛着が持てるような時代にしていきたいです。



ちなみに
新天皇陛下とわたくし、同じ誕生日です。
来年から誕生日が祝日になるので、誰か祝ってください。


おわり



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